間違ったダイエットの落とし穴 − 筋肉減少と低栄養

 ダイエットとむくみ?というと、ダイエットそのものがむくみにつながると思われそうですが、そういうことではありません。過度なダイエットや、間違ったやり方には必ず落とし穴があり、その結果むくみにつながる可能性があるということです。それは、むくみのメカニズムを考えれば理解できると思います。ダイエットでむくんでしまう代表的な要因を上げてみます。

足の筋肉量が減る=筋ポンプ作用が低下

 ダイエットを行うことで体脂肪だけ減るなら良いのですが、食事を極端に減らすだけのダイエットは筋肉量の低下も招きます。結果的に足の筋肉量も減少することになり、足の筋ポンプ作用の低下につながります。足の筋肉量低下=筋ポンプ作用低下は足の静脈血を心臓に戻しにくくなりますので、むくみを起こしやすくなります。

 

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低タンパク血症(低アルブミン血症)になる可能性も

 過度なダイエットにより摂取栄養が極端に不足した場合、低タンパク血症(低アルブミン血症)を起こす可能性があります。

低タンパク血症とは

 その名の通り血液中のタンパク質濃度が低下した状態のことをいいます。 体内では、食物から得られたアミノ酸を元に、肝臓やリンパ組織でタンパク質を作り出しています。タンパク質は、アルブミンやグロブリン、その他の形で、体内の代謝や物質の運搬、血液浸透圧の維持、免疫力の維持、血液凝固など様々な働きを行っています。

低アルブミン血症とは

低アルブミン血症は低タンパク血症の代表的なもので、アルブミン濃度が異常に下がることをいいます。体内の血清中の総タンパクの60%〜70%がアルブミンで占められているのですが、このアルブミンが減少すると毛細血管が水分を血管の内外でやり取りする力である「膠質浸透圧」が低下するために細胞に余分な水分が流れ込んでしまうため、むくみをひき起こします。

 

とにかく極端なダイエットは控えましょう!

 その他にも、間違ったダイエットが原因でビタミンB1欠乏症による脚気(かっけ)を起こすこともあり、これも全身性のむくみを起こしますし、その他にもさまざまな障害、健康被害が報告されています。健康的に痩せなければ何も意味がありませんので、ダイエットの方法は十分に注意しなければなりません。

 

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