薬とむくみの関係

薬の副作用でむくみが出る場合も

 日常的に服用している薬の副作用でむくみが出る場合があります。薬を服用することで、薬剤成分は血液を通じて全身をめぐり特定の疾患に効果を発揮します。しかし、血液中の成分のバランスが変わりることで肝臓や腎臓などにも影響が及ぶことになります。これが薬でむくんでしまう大きな原因です。

 

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むくみを引き起こす代表的な薬剤

 副作用でむくみを引き起こすものとして、以下の薬剤あげられます。

  • 高血圧の薬
  • 糖尿病の薬
  • 消炎鎮痛剤
  • 甘草を含む漢方薬
  • グリチルリチン製剤
  • 男性・女性ホルモン剤
  • 副腎皮質ステロイド剤

 更に詳しく解説します。

 

高血圧の薬(カルシウム拮抗薬)

 高血圧の薬である「カルシウム拮抗薬」は、動脈の拡張作用が静脈よりも強いため、静脈圧が上がることで足がむくみやすくなります。しかし、欧米人に比べると日本人がこの薬でむくみを起こす頻度は少ないといわれます。

 

糖尿病の薬(インスリン抵抗性改善薬)

 糖尿病治療の薬のひとつである「インスリン抵抗性改善薬」は、腎臓におけるナトリウムの再吸収を高めるため、塩分を多く摂ってしまう人や女性、高齢者でむくみが出やすいことが知られています。

 

消炎鎮痛剤(ロキソニン等)

 市販の痛み止めや風邪薬にも含まれる非ステロイド消炎鎮痛剤は、腎血流が低下して尿として排泄される水分が少なくなるので、むくみが起きることがあります。

 

甘草、グリチルリチン製剤

 甘草を含む漢方薬や甘草から抽出したグリチルリチン(アレルギーや炎症を抑える効果がある)は、体内で作られるアルドステロンというホルモンに似た働きをします。アルドステロンはカリウムの排出を促す働きがありナトリウムが体の外に排出されるのを妨げてしまいます。これと似た働きをグリチルリチンはしますのでむくみが起こることがあります。

 

 

 

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